洋酒 飲み方による違い ロック ハイボール 加水
イッセーですバー
前回はストレートで飲む洋酒の楽しみ方について書きました。
(前回のブログ)
今日は飲み方の違いによって、味がどのように変化するのかしないのかを簡単にまとめてみます。
洋酒の飲み方と言えば、はやりのハイボールが一般的だと思います。私はもうかれこれ40年以上ハイボールが好きで飲んでいます。最近はいろいろな種類のハイボールが出て来て、角瓶以外のお酒もハイボールでいただく機会が増えました。ハイボールは割るお酒によって味がだいぶ変化しますし、洋酒の特徴をうまく引き出す飲み方だと思います。
ただ、最近は行きつけのお店のおかげで、ハイボールそのものの楽しみ方も変わって来ました。それは、他の飲み方との比較が面白いからです。
洋酒 飲み方の順番
最近お店に行くと、1つの銘柄について次のような順番で飲むことにしています。
- ストレート
- 加水
- ハイボール
- (水割り)
洋酒の飲み方 加水による変化
ストレートで飲んで、グラスに3分の1くらい残ったところでほんの数滴加水します。たくさん入れてはいけません。そうすると不思議なことに、ストレートで飲む時と比べて、味の開く速度が上がり、広がりも大きくなる洋酒があるのです。これがずっと続くわけではないのですが、加水して短時間の間、そんな印象を受ける洋酒があります。
その後小さな氷を1つ2つお願いしてロックで飲むと、また別の味の変化が楽しめる洋酒があります。この段階で「おいしいな」と思ったら、同じ銘柄をロックで頼んでもよいかもしれません。
洋酒の飲み方 ハイボール
その後、これまた同じ銘柄でハイボールをいただきます。ハイボールにするとストレートで飲んだ時と比べ、
- ほとんど味が変わらない
- 微妙に味が変わる
- 部分的に味が残る
- 面影は残るものの、かなり変化する
というように分かれます。
私が行くお店は、ストレートで頼んで、半分くらい残っている時に、炭酸を入れてくれるので、それで味を確かめてハイボールもいただくかどうか決めることができるのでありがたいです。
水割りに( )を付けたのは、基本上質なお酒は薄まって、個性が出にくいということでほとんど頼みません。水割りにすると別の顔があらわれるという洋酒があればぜひご紹介下さい。
洋酒の飲み方は好き好きですが、ハイボールとストレート、もしくはそれ以外の飲み方を、1つの銘柄で試してみるという楽しみ方もあります。ぜひお試しください。
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