暖色系の色の話 赤

 それではここから、個別の色があなたに示す、ポジティブな面とネガティブな面について説明してみましょう。

 虹の7色は、緑を境に暖色系の色と寒色系の色に分けることができます。ここからは、暖色系の色のお話を簡単にしてみます。

 暖色系の色は、比較的波長が長く、身体全体を包み込むようなイメージ。自分の内面よりも、身体そのものに対する影響や、人との関係に関わるところに影響を与えます。

 は、赤外線の隣にある、7色の中で一番波長が長い色。赤外線は空気中の障害物をすり抜けて、地上に暖かさをもたらします。そして、生命に活力を与えます。赤外線の次に波長の長い「」のキーワードは、「生命力と元気さ」。
 は生まれるとまず最初にわかる色だそうです。人間の目に、を認識する細胞が一番多いことが理由だとか。

赤の持つポジティブな面

 は血液の色。血液が酸素を運び、生き物の身体を暖かく保つために不可欠です。赤のポジティブな側面は、自分自身に元気をもたらすことです。
 行動力があり、活発に動き回る。情熱的で面倒見がよい。リーダーとしての資質があったり、周囲からもそれを期待されることが多い。ボス的な存在になる人は、を好む傾向があると言われます。
 困っている人を見ると放っておけなかったり、面倒見がよい。に惹かれるあなたには、そんな側面があるのではないでしょうか。
 新しいことに挑戦したり、周囲が「無理」と思っていることにも挑戦しようとするやる気に満ちている時にも、があなたを支えています。

赤の持つネガティブな面

 い車は事故を起こしやすいという都市伝説があります。の持つネガティブな側面は「暴走」。元気さが行き過ぎると暴走につながります。赤が気になるあなたは、そんな点に注意が必要です。

 頼られたり、求められれば自分のパワーを最大限使って、突き進む。けれど、度が過ぎると周囲と距離ができてしまい、孤立感に悩む場合もあります。そうすると、まわりに当たり散らしたり、攻撃的になりやすい時も出て来ます。

 「こんなにがんばってやってるのに」と、イライラを募らせ、融通が利かなくなり、自分自身のやり方や考え方だけを押し通すようにもなります。結果的に疲れ切ってしまうことにもつながります。

 がんばり過ぎて疲れていて、という色に惹かれる場合、少し冷静になることを、あなたの心が求めているのかもしれません。まわりのことを、じっくりと考えられるようになった時、に惹かれるあなたの情熱的な本質が、よい方向に向かっていくことになるでしょう。

さてさて。この色が好きなあなたに当てはまることはありましたか?

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